〇第6波のコロナ感染対策について、6月30日に枚方市に対してワンデイアクションを取り組み、要請書を枚方市の関係部署に提出。その回答が7月中旬に文書で届くが、対面での回答が拒否されている中、文書回答だけでは、こちらの要請内容や疑問が十分伝わらない。
〇そのうちに第7波でまた医療崩壊を繰り返している。改善されるどころか更に深刻さを増している。今後も、市に対して継続して声をあげていきたい。
〇以下、枚方市からの回答書
コロナ第5波にあって、8月27日に枚方市に対する緊急要請書を提出。回答が届きました。以下は、回答書
「第5波のコロナ感染の爆発的な拡大に実効あるコロナ対策を求める要請書」に対する回答書
要請内容
①早急に、医療崩壊や医療放置の現状を改善するために病院。病床を増設し、感染したら安心して医療の保護の下に入院・治療が受けられるように大阪府や国と連携して対策を講じること。また市独自でもできる対策(市立病院の運用、臨時の医療施設の設置、民間医療機関ヘの支援等)を今すぐ、行うこと。
【回答】
保健医療課
大阪府においては、病床の確保をはじめとする府内の医療体制の管理・運用については大阪府が一元的に実施していますc引き続き、大阪府と連携し、必要な医療体制の確保に努めていきます。
市立ひらかた病院医事課
厚生労働省や大阪府との連携のもと、市立ひらかた病院では、新型コロナウイルス感染症の重点医療機関として、フエ~ズ毎の受入病床を確保するとともに、外来においても発熱外来を設置するなど診療体制を整えています。
②自宅療養者の人数はどれくらいか。また自宅療養者のサポート体制は十分に行われているのか。
【回答】
保健予防課
9月10同時点で療養中の方は510人。内入院・宿泊療養のii川1整中の方を含め、様々なご事情により自宅療養中の方は255人です。
【回答】(②続き)
自宅療養中の方のサポートっいては、保健師等による健康観察を行い、必要な場合は訪問看護の派遣や医療機関の外来診療、往診等につなぐ等の対応を行つています。
合わせて、パルスオキシメーター、24時間対応の相談電話の案内、オンライン診療及び薬の処方の支援案内等を自宅に配達し、ご自身の体調管理に使用していただいています。
また、無料でお弁当や衛生用品、レトルト食品等を配達するサービスを案内し、自宅療養中の方だけでなく、自宅待機となる濃厚接触者の方にもご利用いただいています。
③感染者をいち早く見つけ感染拡大を未然に防ぐために有効なPCR検査を、希望する誰にでも、いつでも何回でも、無料で受けられる体制をつくること。
【回答】
保健医療課
感染者の早期発見を目的としたPCR等の検査については、法律|こもとづく行政検査として、市内医療機関|こ委「i[して実施してtヽるほか、保健所でも検査を実施しています。また、高齢者施設や福祉施設等での集団感染防止の観点から、無症状者を含む施設従事者の検査を大阪府と本市で実施しています。本市では、現在のところ、これらの検査により、感染者の早期発見は一定図られているものと考えています。
④コロナ禍で、休業や仕事を失うなど、生活が立ちいかなくなった方への実効ある財政的な支援を市としても独自で行い生活の安定を保障すること。
【回答】
商工振興課
新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、低所得世帯(2021年度住民税非課税世帯及び収入が著しく減収した生活困窮世帯)に対し、その実情を踏まえた生活の支援を行う観点から、プレミアム付商品券を一人あたり1冊無償配布します。
⑤介護事業所で働く職員の無症状者の定期的なPCR検査が実施されているが、9月末までの期間を延長しコロナが落ち着くまで継続すること。また検査対象を大阪市が実施しているように訪問介護等の事業所も含む広範な介護事業所に拡げること。
【回答】
地域健康福祉室(長寿・介護保険担当)
高齢者施設等従事者向けのPCR検査については、これまでから高齢者入所系施設、高
齢者通所系事業所、障害者通所系事業所を対象として実施しており、 7月下旬からはさらに対象を拡大し実施しています。
また、実施期間については、新型コロナウイルスの感染状況、ワクチンの接種状況等を踏まえ、適切に判断していきます。
さらに、今後、訪問。相談系事業所の従事者を対象として、抗原簡易検査キットの配布を開始する予定としています。
⑥子どもの感染が増えているため、学校や保育園等の教育機関等への無症状者も含む定期的なPCR検査を早急に実施し、安心して通学。通園できる体制をつくること。
【回答】
私立保育幼稚園課・公立保育幼稚園課
7月から公私立保育所(園)等の教職員を対象に抗原検査キットを配布しており、少し
心配な症状が出た場合などに早期に活用することでクラスターの未然防止や不安解消に役立てています。今後も引き続き、園児や保護者の皆さんに安心して施設を利用していただけるよう、様々な感染防止対策を実施してまいります。
教育政策課、学校教育室(教職員担当)
7月から枚方市立小中学校及び留守家庭児童会室の教職員を対象に抗原検査キット
7,200個を配布しており、少し心配な症状が出た場合などに早期に活用することで学校現場におけるクラスターの未然防止や不安解消に役立てています。第5波で児童。生徒の感染も増加していることなどから、今後、各学校のニーズ等に合わせて追加購入等の検討を行います。
⑦コロナ対策関係の予算措置について、具体的な数字の使途別の内訳の説明を求めます。
【回答】
財政課
別紙をご参照ください。
8月27日に枚方市に対して「第5波のコロナ感染の爆発的な拡大に実効あるコロナ対策
を求める要請書」(以下に掲載)を提出。
宛 枚方市長 2021年8月27日
宛 関係部署
平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会
第5波のコロナ感染の爆発的な拡大に実効あるコロナ対策を求める要請書
日頃の枚方市政への御尽力に感謝致します。
大阪でも4波の数を上回る感染者数を記録し、5波の感染が猛威を振るっています。枚方でも連日の感染増加が止まりません。
感染は、介護施設だけでなく学校や保育園等の子ども関係の機関でも多く広がっています。このような状況の中、緊急事態宣言が9月12日まで更に延長され、私たちの生活は一層の自粛や休業を要請されています。しかし感染は、おさまるどころか拡大の一途です。第4波で感染し重症化しても入院ができず、救える命が救えなかった悪夢が再び蘇ってきます。昨年のコロナ禍から1年半も経っているのに事態は悪くなる一方です。
私たちはコロナが拡大する前から、PCR検査を無症状者も含めた希望者に、いつでも、何度でも無料で受けられる体制を求めてきました。そして陽性者をすぐに医療的な保護の下におき入院・治療ができる病院・病床の増設を求めてきました。これらの対策抜きに感染を抑え込むことはできません。枚方市に対しても何度も要請を行い、国や大阪府に対しても強力に働きかけをして欲しいと訴えてきました。しかし今、第5波の危機的な状況をむかえるに至っています。黙っていたら「殺される」といっても過言ではありません。一刻も早く手を打たなければ犠牲者が増えるばかりです。
よって、以下の点について緊急に要請致します。
①早急に、医療崩壊や医療放置の現状を改善するために病院・病床を増設し、感染したら安心して医療
の保護の下に入院・治療が受けられるように大阪府や国と連携して対策を講じること。また市独自でも
できる対策(市立病院の運用、臨時の医療施設の設置、民間医療機関への支援等)を今すぐ、行うこと。
②自宅療養者の人数はどれくらいか。また自宅療養者のサポート体制は十分に行われているのか。
③感染者をいち早く見つけ感染拡大を未然に防ぐために有効なPCR検査を、希望する誰にでも、いつで
も何回でも、無料で受けられる体制をつくること。
④コロナ禍で、休業や仕事を失うなど、生活が立ちいかなくなった方への実効ある財政的な支援を市とし
ても独自で行い生活の安定を保障すること。
⑤介護事業所で働く職員の無症状者の定期的なPCR検査が実施されているが、9月末までの期間を延
長しコロナが落ち着くまで継続すること。また検査対象を大阪市が実施しているように訪問介護等の事
業所も含む広範な介護事業所に拡げること。
⓺子どもの感染が増えているため、学校や保育園等の教育機関等への無症状者も含む定期的なPCR検
査を早急に実施し、安心して通学・通園できる体制をつくること。
⓻コロナ対策関係の予算措置について、具体的な数字の使途別の内訳の説明を求めます。
回答については、9月末日までに、面談と文書で宜しくお願い致します。
平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会
枚方市大垣内町2丁目8-27 シンエービル別館A号室 (市民の広場「ひこばえ」)
電話・FAX 072-846-8780 アドレス:hirakatasiminnokai@yahoo.co.jp
連絡先 松田久子(090‐9705‐5921) 高松昌子(090‐7096‐4719)
2021年6月15日
宛 枚方市長
宛 危機管理室
宛 保健所
平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会
新型コロナ感染症第4波から検査と医療の抜本的拡充で
市民の命と健康をまもるための緊急要請書
[要請趣旨]
5月7日に10回目の要請で提出しました「検査と医療の抜本的拡充でコロナ第4波から市民の命と健康をまもるための緊急要請書」に対する回答書を5月22日に頂きました。お忙しい中、ご回答いただきありがとうございます。しかしながら、面談がかなわなかったこと、また回答内容が、現場の実態に合っていないことや、私たちの要望に対して十分な回答になっていないことから再度の要請を行います。
私たちは、これまで枚方市内の介護事業所に2回のアンケートを行いコロナ禍で大変な状況を強いられている現場の生の声を、枚方市に伝えてきましたが、4波のコロナ禍の中、再度、介護事業所を訪問し聞き取りを行いました。
その結果、明らかになったのは、枚方市が、介護施設の入所や通所施設に「実施している」とする2週間に1回のPCR 検査が、十分に機能していないことや、長引く緊急事態宣言の継続の中で利用者の「自粛」による、厳しい経営状況でした。
コロナは、まだまだ終息しません。枚方市は中核市の中で高齢者施設の死亡者数が全国1位との報道(別紙参照)もあり「自粛」頼みの感染症対策は、限界です。
効果も害も長期の検証が必要なワクチンに過剰な期待をするのではなく、感染を早期に押さえ込むためにはPCR 検査の拡充と、医療崩壊を二度と起こさないためにも抜本的な医療体制の整備を求めます。
以下、要請です。7月2日までに面談と文書による回答を宜しくお願いいたします。
[要請項目]
①枚方市は、PCR検査を受けられる範囲を限定しているが、無症状でも希望すれば、誰でも無料で何回でも受けられるしくみに変えること。市民に「自粛」、「休業要請・時短要請」などを強いる「緊急事態宣言」や「まんえん防止等重点措置」ではなく検査を広く行うことで早期発見や重症化を防ぎ、医療の逼迫も防ぐことができる。
②高齢者施設等の入所、通所施設の職員に2週間に1回の検査ができる体制を作ったとのことだが現場では、「検査の予約が取れない」「今年度まだ1回しか受けていない」「受けたいけどキットを市役所まで取りに行って、また市役所まで持って行かないといけない。そんな余裕が現場にはない」等の声が上がっている。枚方市は、体制を整備したら終わりではなく、実態調査を行い問題
点を把握し、改善に向けた対策を講じること。
③介護事業所、特に小規模事業所などの減収が深刻である。コロナ禍以前でも余裕のない小規模事業所は、「自粛」により利用者が減少し、ますます経営が圧迫されている。コロナによる減収分の補填を、直接的な支援で行うこと。
④子ども、教育関係機関の感染の広がりが懸念されている。介護関連事業所に限らず集団感染のリスクの高い、子ども、教育関係機関への定期的な検査を実施すること。合わせて介護関連事業所に訪問系の事業所も加えること。
⑤医療崩壊を起こさせないために、保健所の人員補充や、コロナ専門病床・病院を既存の病床・病院の転換ではなく新規で増床・増設すること。そのための予算確保を大阪府や国に要請すること。
⑥高齢者施設等を中心にワクチンの接種が開始されているが、ワクチンによる副反応等の影響をつかんでいるか。また4月22日付け回答書の中で「ワクチン接種が強制にならないように関係事業所等に周知を図る」旨の回答があるが、具体的にどのような方法で周知を図ろうとしているのか。
平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会
枚方市大垣内町2丁目8-27 シンエービル別館A号室 (市民の広場「ひこばえ」)
電話・FAX 072-846-8780 アドレス:hirakatasiminnokai@yahoo.co.jp
連絡先 松田久子(090‐9705‐5921) 高松昌子(090‐7096‐4719)
宛 枚方市長 2021年5月7日
宛 危機管理室
宛 保健所
平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会
検査と医療の抜本的拡充でコロナ第4波から市民の命と健康をまもるための緊急要請書
[要請趣旨]
新型コロナウイルス感染症は、「第4波」となって感染が急拡大しており、特に大阪府では感染者が6日連続で1000人を上回り、同人口当たりの死亡者数は全国1位と最悪の状況です。これは府内の病院の医療体制がすでにパンクし自宅療養者が1万人をはるかに超え、救急搬送先が見つからない、重症化しても入院や転院ができないなど医療崩壊を起こしているからです。助かる命も助からない危機的な状況です。
4月25日(日)から3回目の「緊急事態宣言」が大阪府にも出され、その前の「まん延防止措置」等も合わせると市民に「自粛」と「自己責任」のみが押し付けられる措置が繰返し行われてきました。これでは感染を抑止することはできないばかりか、市民の暮しも事業者も医療現場も疲弊するばかりです。
枚方市でも介護施設にとどまらず保育所や学校などでも集団感染が相次いでおり、感染者が府下でも多い自治体として、何よりもコロナ対策を最優先に、感染を抑止することに全力を注いで下さい。そのためには広範な検査と医療体制の抜本的な拡充を行い、陽性者を早期発見し、医療保護の下に隔離・治療を行うことが市民の命と健康を守るための最良の対策です。
ワクチン接種が始まりましたが、ワクチン接種による社会的免疫の獲得は長期の期間が必要であり、ワクチンだけに頼らないコロナ対策の観点から、以下を緊急に要請します。5月末までに面談と文書による回答を宜しくお願い致します。
[要請項目]
1.広島県が開始したように、無症状者でも受けられる検査センターを市内に複数設置すること。希望すれば、いつでも気軽に無料で受けられるPCR検査の体制をつくること。
2.訪問、通所系を含むすべての介護事業所の職員、利用者に検査を拡げ、頻度も厚労省が推奨する週1
回に拡大すること(別紙参照)。また寝屋川市では教員や保育士など子どもと直接、関わる従事者に定
期的な検査を実施(別紙参照)。枚方市でも学校、保育所、幼稚園、学童保育などの入所者・利用者へ
の定期的な一斉検査を行なうこと。
3.無症状者を含めた感染者の医療保護を保障するため、増設も含めた医療施設の大幅な拡充をはかること。また、医療機関への減収補てん及び医療従事者の処遇改善・体制強化への直接的支援を国や府に要請するとともに独自の措置を講じること。
4.飲食店等減収となっている事業者や困窮する市民への独自の支援制度を設けること。小規模事業者へ
の10万円の支援だけでは不十分である。
平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会
枚方市大垣内町2丁目8-27 シンエービル別館A号室 (市民の広場「ひこばえ」)
電話・FAX 072-846-8780 アドレス:hirakatasiminnokai@yahoo.co.jp
連絡先 松田久子(090‐9705‐5921) 高松昌子(090‐7096‐4719)
令和3年3 月 19 日
平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会様
枚方市長 伏見 隆
新型コロナウイルス感染症対策の拡充を求める緊急要請書への回答書
①
入所、在宅を問わず全ての介護サービス事業所の希望する利用者・職員を対象に、無料の
PCR 検査を定期的に受けられる体制を早急に整備すること。
回答(長寿・介護保険担当)
1月から、新たに高齢者
施設等に入所される方の安心と、こうした施設でのクラスター発
生防止に資することを目的に、高齢者施設や障害福祉施設等に新たに入所される 65 歳以上
または基礎疾患を有する市民で希望される方に、無料でPCR検査(唾液自己採取)を実施
しています。
また、高齢者や障害者は重症化リスクが高く、入所・入居施設においてはサービス提供を
停止することができないことから、クラスター発生の予防を図るため、高齢者施設や障害者
施設でのサービス提供時において入所・入居者に直接ケアを行う介護・看護従事者のうち、
希 望される方に対し、2月から3月 にかけて1人につき2回、無料でPCR検査を実施して
います。
さらに、3月下旬からは、通所介護施設等の従事者に対しても、無料でPCR検査を実施
しています。
②
また検査の拡充と同時に、感染がわかり事業所が休業をせざるを得なくなった時の、利用
者の代替サービスや事業所の減収補填などをセットで行うこと。
回答(長寿・介護保険担当)
介護事業所の職員や利用者に感染者が発生した場合でも、介護サービスが継続できるよ
う、国の 「新型コロナウイルス感染症にかかる介護サービス継続支援事業」 が創設されてお
り、本市が窓口となって、通常の 介護サービスの提供時では想定されない、かかり増し経費等に対して財政的支援を行っています。
また、現在、通所介護等の報酬については、安定的なサービス提供 を可能とする観点から 、
新型コロナウイルス感染症の影響により利用者が減少した場合に報酬加算等が可能となっ
ています。
③
入院勧告、宿泊療養・自宅療養の要請の措置を行うには、発生する社会的不利益に対して、
本人の就労機会の保障、所得保障や医療介護サービス、その家族への育児介護サービスの
無償提供などの十分な補償を行うこと。
回答(保健医療課)
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に基づき、患者・家族の希望にも配慮しながら、適切に対応してまいります。
④
休業、時短営業と余儀なくされ減収となる一般事業者、及び一般労働者に減収補填をおこなうこと。
回答(商工振興課)
売上が減少しているにも関わらず、府の支援金の支給対象とならない中小企業・小規模事業者への支援として事業継続固定費支援金の支給を行いました。業者への支援として事業継続固定費支援金の支給を行いました。
また、「事業者支援総合相談窓口」において、休業要請や営業時間短縮の要請に応じた事業者が活用できる支援策等の最新情報の提供を行っています。
⑤
特措法・感染症法の罰則規定を国に撤回するよう市として要請し、枚方市としては発動しないこと。
回答(保健予防課保健予防課)
保健所が行う調査や療養の説明は、これまでも丁寧に行っており、今後も法の趣旨に則って適切に感染症対策を行います。罰則を前提とした対応ではなく、感染者の個別の事情をしっかりと確認しながら、新型コロナウイルス感染症を正しく理解し、感染拡大防止に向けしっかりと確認しながら、感染拡大防止に向け適切に行動をとってもらえるよう取り組みます。
⑥
ワクチンの安全確保を優先し、接種にあたっては義務化(強制)しないこと。
回答(新型コロナワクチン接種対策室(新型コロナワクチン接種対策室)
新型コロナウイルス感染症のワクチン接種は、しっかり情報提供を行ったうえで、接種を受ける方の同意がある場合に限り接種を行うことになります。
予防接種を受ける方には、予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方についてご理解いただいた上で、自らの意志で接種を受けていただきます。受ける方の同意なく、接種が行われることはありません。
高齢者施設でのクラスターが増えている中、介護施設への2回目のアンケート結果を下に、介護事業所の職員と利用者にPCR検査の早急な拡充を求めて8回目の要請を行いました。
2021年2月5日
宛 枚方市長
宛 枚方保健所長 平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会
新型コロナウィルス感染症対策の拡充を求める緊急要請書
昨年12月16日に私たちが提出した6回目の要請書に対する回答を、また1月14日に提出した7回目の要請書に対する回答を、それぞれ1月15日付、2月1日付けで、担当課よりいただきました。お忙しい中、ご回答いただきありがとうございます。
しかし、新型コロナ感染急拡大はおさまらず、枚方市のHPでも高齢者関連施設でのクラスターが11件、166人の感染が報告されています。枚方市の新規感染者も2桁の日も多く、死亡者も増えている状況です。この状況の中、私たちは、市内の高齢者関連施設に2回目の聞き取りを行いました。1回目以上に危機感が伝わってきました。実際に、休業している施設も目の当たりにしましたし、クラスター感染が施設内で起こり、行政の支援が不十分な中、陽性者を施設で看なければならなかった異常事態への怒りも吐露されました。またクラスター感染とまではいかなくとも散発的に陽性者がでている事業所がいくつもあることもわかりました。どこの事業所も、いつ感染者を出すかわからないという不安と恐怖の中で、大変な介護の仕事を行っています。無症状でも、感染者の有無に関わらずPCR検査を求める声は切実です。
また感染しても入院できない方や、医療的保護を十分に受けられず亡くなる方が増えています。枚方市でも、1月28日の報道によると、12月2日に自宅療養中だった母子が自宅で亡くなるというショッキングなニュースが伝えられました。軽度と言えども突然急変するのが新型コロナウイルス感染症です。改めて、私たち市民の命が危機にさらされていることを実感し、保健・医療体制の拡充は急務です。
これまでの回答では、PCR検査については「感染が判明した場合に・・・・適切な範囲において」や「1月からは新たに入所される65歳以上または基礎疾患を有する市民」や、「濃厚接触者・接触者」に無料で実施という程度にとどまり、私たちが安心・納得できる内容にはなっていません。よって再度、緊急要請を行います。2月20日までに面談にて回答をお願い致します。
以下、要請です。
記
①入所、在宅を問わず全ての介護サービス事業所の希望する利用者・職員を対象に、無料のPCR検査を定
期的に受けられる体制を早急に整備すること。
②また検査の拡充と同時に、感染がわかり事業所が休業せざるを得なくなった時の、利用者の代替サービスや事
業所の減収補填などをセットで行うこと。
③入院勧告、宿泊療養・自宅療養の要請の措置を行うには、発生する社会的不利益に対して、本人の就労
機会の保障、所得保障や医療介護サービス、その家族への育児介護サービスの無償提供などの十分な補償
を行うこと。
④休業、時短営業を余儀なくされ減収となる一般事業者、及び一般労働者に減収補填をおこなうこと。
⑤特措法・感染症法の罰則規定を国に撤回するよう市として要請し、枚方市としては発動しないこと。
⑥ワクチンの安全確保を優先し、接種にあたっては義務化(強制)しないこと。
以上
平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会
枚方市大垣内町2丁目8-2シンエービル別館A号室(市民の広場「ひこばえ」)
電話/FAX 072-846-8780 アドレス:hirakatasiminnokai@yahoo.co.jp
連絡先:松田久子(090‐9705‐5921)高松昌子(090‐7096‐4719)
2020年10月16日
枚方市長 伏見 隆 様
平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会
枚方市大垣内2丁目8-27シンエービル別館
連絡先 松田久子(090・9705・5921)
コロナ禍における介護事業所への支援について(質問・要望)
平素は枚方市の高齢者施策についてご尽力いただいていますことに敬意を表します。
当会では、枚方市における高齢者福祉、介護関係の施策に関心を寄せ、また一部の利用者・事業所と意見交換などをしております。この度、コロナ禍における、枚方市内のおもに小規模デイサービス事業所にアンケート調査をお願いし、22ヶ所(配布50ヶ所)から回答をいただきました。その結果、コロナ感染拡大によって利用者の減少や経費の増大が経営に響いているとの回答を得ました。また、感染への不安など大変切迫した状況にあることがわかり、下記の要望をまとめました。ぜひ枚方市において早急に対策をお願いします。尚この件につきまして、10月30日までに面談の上、文書回答をお願いいたします。
要 望
1.衛生備品(マスク、消毒液、手袋、非接触型体温計等)の無償提供または助成をしてください。
特にグローブ、アルコール消毒液が不足しています。
また、枚方市のこれまでの事業所への衛生備品の配布状況と現在の備蓄状況と今後の配布計画など教えてください。
アンケートでは20ヶ所が衛生用品の購入で通常の1.5倍~5倍(平均3.7倍)支出が増えたとの回答でした。介護関係の事業所は高齢者が集う場所であり、介護内容によっては人との接触が避けられず、他業種以上に厳密な衛生管理が必要と考えられます。そのため衛生用品の確保は事業の継続に欠かせない要素です。
2.希望者に無料のPCR検査を実施してください。
当会では、社会的要請で接触を避けることが困難な職種(医療、介護施設、保育施設等福祉施設、学校等)の従事者についてはただちに全員検査を行なうことと要望してきました。今回のアンケートの回答からもスタッフ、利用者とも感染を防ぎ、安心して生活するため18の事業所からPCR検査の強い要望がありました。介護従事者への感染、クラスターの発生に至らないよう、是非実施お願いいたします。
また、PCR検査を受けたことや陽性者の発生によって周囲からの誹謗中傷を心配する事業者もおら
れますので、この点についての啓発にも努めてください。
3.特例報酬は廃止し、事業所に減収分を国が補てんするよう要請してください。
利用回数の制限が出たり、限度額ぎりぎりの利用者には全額自己負担になるなど不平等感があるとの指摘がありました。この点を踏まえ、事業所に減収分を国が補てんする制度を要請してください。
また、この制度のもとで申請しなかった事業所については枚方市独自の助成をお願いします。
4.介護事業所への定期的な状況把握を行い、適切な対応をしてください。
令和2年8月 27 日
平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会
枚方市長伏見 隆
新型コロナウイルス感染症対策にかかるコロナ検査の徹底と医療体制の拡大を(要請)
に対する回答書
1.コロナ検査は公費による完全無料の検査とし、検査基準を少なくとも発熱したら直ち
に検査を受けられるようにするなど、必要な人すべてに検査を行うこと。
【回答】(保健医療課)
現在も医師が検査を必要と判断した方及び、濃厚接触者で検査を希望する方には検査を
実施しております。引き続き必要な方が検査を受けることができる体制を継続してまい
ります。
2.検査体制の強化として人員を増強し検査機器を拡大購入し、検査検体数の大幅な増加
を図ること。
大阪府の検査体制の強化に枚方市はどのように関わり、どのような動きになっているか
具体的に教えてください。
【回答】(保健医療課)
検査件数を増やすことにつきましては、大阪府の重点取り組みとして検査体制の充実や
検体採取体制の充実が示されており、 本市に おいても 検査機器の購入や検査者の受け入
れ枠の拡大など、医療機関の特性に応じて、引き続き市内医療機関に協力を求めてまいり
ます。
3.社会的要請で接触を避けることが困難な職種(医療、介護施設、保育施設等福祉施
設、学校等)の従事者についてはただちに全員検査を行う事。また、必要な場合には何
度でも検査を行えること。
【回答】(保健医療課)
現在においても必要な検査は実施しており、引き続き必要な方が検査を受けることがで
きる体制を継続してまいります。
4.今後、感染者の拡大を減らすために、感染者を早期に確定し適切な隔離と治療を行うためのPCR検査、抗体検査の活用が必要です。そのためには、検査場所の確保や人員配置が必要ですが、枚方市の見解をお示しください。
【回答】(保健医療課)
PCR検査につきましては、引き続き必要な方が検査を受けることができる体制を継続してまいります。抗体検査につきましては、受検者個人の現在の感染状況を的確に表すものではなく、感染者を早期に確定するための検査ではないため、市としての実施予定はありません。ありません。
5.新型コロナの感染拡大でコロナ感染者を受け入れた病院の疲弊が問題となり、一般の病気の手術の時期を延期させられた市民がいる。枚方市内の病院の実態をどのようにとらえているか教えてください。また、必要に応じ「国」「大阪府」と協力し病院の経営支援と医療従事者の待遇改善を行うこと。
【回答】(保健医療課)
医療従事者への支援や、病床の管理、医療・衛生物資等については、大阪府で一元的に管理しており、引き続きオール大阪で医療提供体制の強化に努めてまいります。
また、新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金をはじめとする医療機関への支援メニューを紹介するなど、情報共有に努めています。
枚方市新型コロナウイルス対策本部
枚方市長 伏見 隆様
枚方市教育長 奈良 渉様
平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会
新型コロナウイルス感染症対策にかかるコロナ検査の徹底と医療体制の拡大を(要請)
新型コロナの感染者が全国的に急増し、枚方市でも例外ではありません。医療現場のひっ迫やコロナ検査体制の遅れは、私たちの不安を増幅しています。
さて、3月から3度にわたり提出しました「新型コロナ感染症対策への要請」に対し、激務の中回答をいただき感謝いたします。回答文により枚方市の立場は分かりましたが、同時に新たに様々な意見や疑問が出てきています。それは、緊急事態宣言期間に生じた課題が解決していない状況下で、新型コロナの感染の拡大が進行しているからです。
介護現場の緊張感は継続し、事業所運営に支障をきたしています。学校現場では、教育の保障と感染対策に懸命な中、少人数学級になればよいとの声も良く聞きます。とりわけ切実なのは、検査態勢の徹底と医療体制の拡大を求める声です。
国は「感染拡大防止と社会経済活動の両立」を打ち出しています。これを実行しようとするなら、PCR検査をはじめとするコロナ検査の徹底と適切な隔離と治療、そして医療体制の拡大が前提です。発熱がコロナの疑いの最大要因にもかかわらず、いまだに厚生労働省のコロナ診断の手引きによる「疑いのある患者の要件」に従い、発熱しても濃厚接触者等や肺炎や重度の倦怠感などの明確にコロナと疑われる症状がない限り、検査は受けられません。
一方、市町村の独自の検査拡大の動きが加速しています。ある自治体では、社会的に必要な方には、症状の有無にかかわらず、いつでも、何度でも(定期的に)無料で受けることができます。人員を増強し検査機器を拡大購入し、地元医師会・大学病院との協力の動きもできています。そして、検査の無料化を継続するための国への働きかけが始まっています。
大阪府は5月に、新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査の態勢を拡充するため、保健所を介さずに検体の採取や検査を行う「地域外来・検査センター」を設置する方針を出し、コロナ第2波に備え検体採取を集中的に行う「地域外来・検査センター」を府内全域の8医療圏に設置し一日の検査能力は最大3500件を目指す方針と聞いています。
下記内容を要請いたします。8月31日までに文書での回答及び、対話の場の設定をお願いいたします。
記
1・コロナ検査は公費による完全無料の検査とし、検査基準を少なくとも発熱したら直ちに検査を受けられようにするなど、必要な人すべてに検査を行なうこと。
2・検査態勢の強化として人員を増強し検査機器を拡大購入し、検査検体数の大幅な増加を図ること。
大阪府の検査体制の強化に枚方市はどのように関わり、どのような動きになっているか具体的に教えてください。
3・社会的要請で接触を避けることが困難な職種(医療、介護施設、保育施設等福祉施設、学校等)の従事者についてはただちに全員検査を行なうこと。また、必要な場合は何度でも検査を行なえること。
4・今後、感染者の拡大を減らすために、感染者を早期に確定し適切な隔離と治療を行うためのPCR検査、抗体検査の活用が必要です。そのためには、検査場所の確保や人員配置が必要ですが、枚方市の見解をお示しください。
5・新型コロナの感染拡大でコロナ感染者を受け入れた病院の疲弊が問題になり、一般の病気の手術の時期を延期させられた市民がいる。枚方市内の病院の実態をどのようにとらえているか教えてください。また、必要に応じ「国」「大阪
府」と協力し病院の経営支援と医療従事者の待遇改善を行うこと。
平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会
枚方市大垣内町2丁目8-27 シンエービル別館A号室 (市民の広場「ひこばえ」)
電話・FAX 072-846-8780 アドレス:hirakatasiminnokai@yahoo.co.jp
連絡先 松田久子(090‐9705‐5921) 高松昌子(090‐7096‐4719))
みなさん!
2月26日にイベント等の2週間の自粛要請が出、続いて臨時休校要請、4月7日の7都道府県緊急事態宣言発令、そして5月14日の解除。またもや増え続ける感染者と…事態は目まぐるしく動いています。
そんな中、下記のような市民の声を携えて、枚方市に対し3月から3度にわたる新型コロナ関係の要請行動を行いました。
*(介護施設の友人からは)マスクがない、利用者が減り、事業所運営が大変、来られなくなった一人暮らしの利用者さんが気になる。
*(食べ物販売のオーナー)保育所に子どもを預けられず、いつも子どもを店に連れてきて仕事をし、長期になり困っている。
*PCR検査を受けるのに3週間かかった市民
*突然の臨時休校により学校現場に混乱が生じた中で、子どもとの関係を大切にしたという先生方。
*子どもを外で遊ばせていると近所の方から苦情が出た。意見の違いによる「摩擦」があった日々の生活。
これらの問題は、個人で解決できる問題ではないですね。
市民の生活で生じた事実を整理しながら要請行動につなげていきました。
担当の部署と面談はできていませんが、忙しい中、書面による回答をいただきました。枚方市の回答を見る限り、市民の実態をとらえきれていないから問題意識が希薄になっていると思われる個所も多々ありました。 → *枚方市の回答リストをご覧ください。
新型コロナ感染の第2、第3波が来ると言われています。医療・検査体制の充実や介護現場への支援、子どもの生活や学生の生活保障等、様々な問題への解決策が急がれます。今後も「枚方市駅再整備ではなく、新型コロナ対策を!」をかかげ、より多くのみなさんと安心して暮らせるように対話をし、要請行動を続けます。